台風14号: 情報更新

台風14号は16日午後の時点で990hPa、最大風速25m、最大瞬間風速35mと、台風としてはかなり弱くなっていますが、温帯低気圧になるのが予想より遅れているようです。

暴風圏はないものの強風圏は拡大しているため、九州北部付近を通過する際に航行中の船はしばらく警戒が必要かもしれませんね(有明海はいまのところ平穏です)。


台風14号は12日午前9時現在、気圧935hPa、最大風速50m、瞬間最大風速70mと、気圧905hPaの「猛烈」な台風から「非常に強い」台風にやや衰えています。

台湾付近を北上後、北風にはばまれて停滞し、その後、「東に向かって九州に接近する」のは間違いないようですが、勢力は急激に衰えるという予測が出ています(米軍も気象庁もほぼ同じ)。

こちらは米軍の台風予測

右上の風速の変化を示す表を拡大したものがこちら

下半分にずらりと並んでいる数値は 日付(UTC)、最大風速 winds、瞬間最大風速 gustsです(UTC=協定世界時。以前のグリニッジ標準時GMTと同じ。+9時間で日本の時間)。
日本や世界標準の10分単位ではなく米軍は1分単位なので数値は気象庁に比べると高めに出ます。

風速の単位はノット(kts、時速)ですが、2で割ると日本の風速(秒速m)になります。
16日ごろには最大風速も30m以下になってくるようです。
気象庁の予測でも暴風圏はなくなるとみているようです。

こちらは気象庁の進路予測


本日(9/10現在)、台風14号は中心気圧935hPa、最大風速55m/s、最大瞬間風速75m/sと猛烈な勢力になっています。

勢力としては現時点から台湾に接近(上陸?)するあたりがピークで、
後は徐々に弱くなりながら北上するというのが一般的な予測のようです。

とはいえ、その後、急激に東に針路を変えて「九州を直撃」する(来週なかば頃)

という予測も出ているので、用心するにこしたことはありませんね。
その場合の風速は20m~30m程度のようです。

実際に影響がでるのは来週になってからでしょうが、台風対策をするならこの週末ですね。

気象庁の予測はこちら

米軍(JTWC)の予測はこちら

欧州中期予報センターの予測(来週の木曜~金曜)はこちら

 

Windy(PC版)の予測はこちら

九州を直撃するにしても、勢力は落ちてくるようですが、腐っても台風なので、油断はできませんね。

 

カテゴリー: ヨット一般, 気象・海況・台風 タグ: , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です