自動海底地形図作成機能

GPSプロッターの進化が止まりませんね。

自動海底地形図作成機能 (Quickdraw Contours)も日々進歩しているようです。

海底地形図作成機能をオンにして航行していると、水深データを自動的に海図に反映させてくれます。

要するに、水深計で得られた深さのデータを位置データと組み合わせ、等深線として作図して塗り分ける機能で、海底の地形が使うたびに精密になっていきます。

主な用途は釣りでしょうが、有明海のような浅いところではヨットは常に喫水の問題を抱えているので、何かと活躍する場面はありそうです。

色分けの指定も可能で、水深は0.3mきざみでわかるそうです。

百聞は一見にしかずで、こちらをご覧ください。


これは本渡・大矢崎港の海底地形図です。

プロッターはガーミンのGPS MAP 1022xsv
(データ提供:ヨット桟橋の対岸に係留されているモーターボート)

ちょっとわかりにくいですが、左上に突き出たところが港内。
丸いマークのある左下付近が港口。

緑色は水深のある航路周辺。
プロッターの実際の画面では、拡大すると、さらに細かく表示されます。

入出港するたびにデータを更新し詳細になっていくようです。

ちなみに、こちらは昨年の浚渫前の業者さんの計画図。

薄い赤に塗ってあるところが浚渫予定だった区画(幅20m)

この機能はガーミン製の比較的新しいGPSプロッターに装備されていますが、旧機種でも適合性があれば、ファームウェアでこの機能を組み込むことができるようです。

宣伝ではありませんが、こちらはメーカー(ガーミン)のサイト

こちらのサイトでは、どういうものか比較的詳しく説明されています。
(データは古い)

旧製品にもインストールできるようです。互換性リストはこちら

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