ゴールデングローブ・レース

今年は、1968年のゴールデングローブ世界一周ヨットレース(世界初の単独無寄港世界一周レース)から50年周年ということで、かつてのゴールデングローブレースと同じルールでレースが実施されています(2018年7月1日スタート)。

白石康次郎さんでおなじみのヴァンデグローブ世界一周レースなどがハイテク化しすぎて、参加するだけで億単位の費用がかかるため、スポンサー集めやサポートチームのマネジメントなど、スタート前の段階でヨットと直接関係のない能力が必須とされる状況になっていることへの反動もあるのでしょう。

今回の50年ぶりのゴールデン・グローブでは、「全長32~36フィート」、「艤装や船体は30年前(1988年)の技術まで(当時と同じスペックで新造しても可)」、「50年前に優勝したスハイリ号に搭載されていない電子機器は使用禁止(緊急時を除く)」といったきびしい条件がつけられているため、GPSも使えず、自艇の位置は六分儀で測定することになります。

参加ヨットはこんな感じ(フェイスブックのレースサイトから)

21世紀のハイテクヨットに比べると、その辺で見かける、ごく普通のヨットに近いので、どこかなつかしくて親近感がもてますが、さすがにディスマストでリタイヤとか、転覆して負傷など、トラブルも続出のようです。今日現在で、参加19艇のうち、すでに10艇がリタイヤしています。


こちらはトップ艇の現在地。
フランスを出発してからアフリカ西岸を南下し、喜望峰をまわり、南太平洋を半分ほど進んだところです。最後の難関(?)の南米ホーン岬が右端に見えています。

ネットでレースを追跡できるあたりは現代的です。

公式サイト(英語)はこちら

速報はフェイスブックが早いようです。

ちなみに、こちらは最初のゴールデン・グローブ世界一周レースで優勝したノックス・ジョンストンの航海経路。

こちらがスハイリ号

(写真はいずれも『スハイリ号の孤独な冒険』(草思社)から)

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