無人の自動操縦のヨットが大西洋横断に成功

自動運転の自動車は実用化に向かっていますが、実験段階とはいえ、船でも無人の自動化が進行しているようです。

このほど、無人の自動操縦のヨットがはじめて大西洋横断に成功しました。

ノルウェーのセイルブイという実験船(キャットリグ)で、北米・カナダのニューファンドランドを今年の6月7日に出発し、8月下旬に79日かけてアイルランドのフィニッシュ地点に指定されたエリアに到着したそうです。

直線距離にして約3000キロ、航海距離で5100キロを走破したことになります。

過去8年間で23回失敗し、24回目で成功ということのようです。

現在は、そこからさらに1300キロ離れたノルウェーに向かっていますが、天候に恵まれず、苦戦中? (高緯度なので無理もありませんが)

英語のサイト
http://sailbuoy.no/64-transatlantic-crossing

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なお、これは「マイクロトランサット・チャレンジ」という、レース形式での無人操縦の船舶(ヨットに限らない)での大西洋横断イベントの一環だそうです。今年は3艇挑戦し、1艇が成功、1艇が失敗、あと1艇がチャレンジ中のようです。
マイクロトランサットチャレンジのサイトはこちら(英語)。

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